「やればできる」から「本物の価値」への転換

15年前、地域の衰退に危機感を抱いた仲間たちが集まりました。
最初に取り組んだのは、地域食材を活かした「スイーツ甲子園」のようなイベントでした。メディアにも取り上げられ、山間の町に行列ができたとき、私たちは「やればできる」と確信しました。

しかし、ある常連のお客様からの一言が、私たちの目を覚まさせました。
「こんな目先のイベントばかりしていては、地域の価値を落としますよ。もっと鹿野にしかない魅力を大切にしなさい」

その言葉をきっかけに、私たちは立ち止まりました。
「本当に必要なのは、消費される賑わいではなく、この場所でしか味わえない時間と風景ではないか?」
そこから、10年、20年かけて本物の里山を創り出す「木漏れ日計画」へと舵を切ったのです。

YS市庭コミュニティー財団